沖縄旅行2014夏③〜平和と夢〜

渡嘉敷島を出てフェリーで再び那覇へ。
この日は終戦記念日だったので、沖縄南部のひめゆりの塔へ行ってみました。

入り口でお花を買って敷地内へ。
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慰霊碑にはたくさんのお花。
献花台の向うに、かつて陸軍病院として使われていた横穴があります。
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資料館があったので入場料を払って入ってみました。
展示資料を読み進めていくうちに、
暗い気持ちになっていきます。

1945年4月に米軍が沖縄に上陸。
沖縄の女子師範学校と第一高等女学校の生徒たちは
南部の陸軍病院での実施訓練に参加させられます。
戦況はどんどん悪化し、南部は戦争の最前線になっていきます。
生徒たちにも犠牲が出る中、
6月18日、なんと解散命令が出ます。
戦争の最前線に連れてこられて
「あとは各自の判断で行動せよ」って放りだされるなんて…。

女学生たちの引率の先生が言ったそうです。
「1人の負傷者のために皆が死んではならない。
途中で誰かが負傷しても残して行くように。
1人でも生き残って後世に伝えるんだ」

6月23日、沖縄の日本軍の指揮官が自決、
25日には沖縄は実質アメリカに支配されます。
投降するよう呼びかける米軍に応じて洞窟を出た日本兵を、
背後から撃ったのは、同じ日本人だったそうです

資料館を出るとき、
再び目にした陽の光はとても眩しかったけれど、心は深く沈みました。

前にもひめゆりの塔に来たことはあったのですが、
そのときはこの資料館に入らなかったのか、
あまりに無知だった自分が恥ずかしい。

平和記念公園にも行ってみました。
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戦争の犠牲になるのは、いつだって罪なき一般人なんですよね…。

重たい気持ちになりながら、
再び那覇市内に戻り、車を置いて、2009年にも訪れた「夢屋」へ。

なんてことはないスナックっていうか料理屋なんですが、
沖縄訪問の度に通うこと4回目。
今回はなんと女将さんが変わっていたw
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でも同じ宮古島出身の方がやっていました。
ビールと泡盛と食事で2,000円のセット料金っていう、
安すぎるんですけどw 

いろいろな話を聞けて楽しかったです。
また次に訪れるときはこのお店がどうなっているのか楽しみです。
どうか安くしすぎてつぶれないで欲しいです。


ほろ酔い気分で2件目は、国際通りにあったお店。
旦那は案の定、記憶がないそうです…。
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平和な世の中だけは、
夢や幻でなく、ずっと現実のものであってほしいです。


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by kotono-har | 2014-08-21 12:31 | ++ 国内旅行 | Comments(0)

転がり続け幾つになっても成長していきたい。と思っている私のぐうたら日記。ミチル子とか呼ばれています。


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