東北旅行~エピローグ⑤~
2012年 05月 01日
宿の近くを散策していたら、
ふきのとうがたくさん生えていました。
この小さい黄緑色のは全部ふきのとうなのだ!
「ふきのとう、ふきのとう、てんぷら、フキ味噌」ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
と夢中になって摘んでいたら・・・
なんか視線を感じる・・・
ヮ(゚д゚)ォ!
初めてみました、野生の(たぶん)カモシカ!
冬毛なのか白くて、じっとこちらを見ています。
角はないからメス?
それにしてもその神々しさったら、本当に山の神様みたいでした。
好奇心旺盛なのか、
ふきのとうを採っている私たちを見ても、
逃げるでもなく、近寄るでもなく、
じっと視線を合わせてきました。
「こんなところでふきのとう採ってるアホ夫婦がいるよっ」って思われてたりして。
元気でね、シシ神様。
宿をチェックアウトした後は、厳美渓へ。
”かっこう団子”というのが有名みたいで、
渓谷を挟んだ団子屋さんのお団子を買うと、
渓谷を団子が滑空してきます。
団子が滑空しているところ。
台湾からの観光客が団子を買っていたので、たらいには日本と台湾の旗w
ちなみに渓谷の反対側に橋で渡ってお団子買えるんですけどね(;´∀`)
続いて、世界遺産の平泉へ。
夫婦とも中学のときに修学旅行か何かで来たはずなんだけど、全然、記憶にない。
中尊寺へ続く参道からの眺め。
平泉では中尊寺と毛越寺、観自在王院跡を見物。
中尊寺の金色堂は金ピカでした~。
その他の場所は跡地のようなところがほとんどなので、
「・・・(;・∀・)ハッ?」ってなってしまいました。
それを補う知識と想像力があったなら~。
旅行から帰ってきてから旅番組で平泉の特集をやっていたので、
少しだけ理解できましたけど。
ちなみに毛越寺は、慈覚大師(じかくだいし)という方が東北巡遊の折、
この地で霧に覆われ一歩も前に進めなくなったときに、
ふと足元を見ると地面に白鹿の毛が点々と落ちていたそうなのです。
不思議に思ってその毛を辿ってゆくと、前方に白い鹿がうずくまっていて、
師が近づくと白鹿の姿は霧のなかへ消え、
やがてどこからともなく一人の白髪の老人が現れ、
「この地は霊地であるから寺を建立すれば仏法が広まるだろう」と告げた。
というところから、お寺が開かれたんだそうです。
え、白い鹿なら、うちらも今朝会ったよね?!
私たち夫婦に一体、どんなお告げが(笑)?
お昼はふらふらしてたら見つけた、お子様は入店できない大人の蕎麦屋”地水庵”。
落ち着いた内装、スピーカーからは静かに音楽が流れていて、雰囲気はとってもいい感じ。
古典蕎麦を注文。
平泉から花巻に移動し、
宮沢賢治の注文の多い料理店の「山猫軒」へ。写真撮っただけ。
中はお土産物屋さんとレストランでした。
最後は新花巻から新幹線に乗って東京に戻ってきました。
新幹線の中ではお決まりの宴会で、一人盛り上がる旦那・・・(;´д`)ゞ
以上が、2泊3日の東北旅行の旅でした。
今度は緑の濃い季節か、秋の紅葉の時期に行きたいな。
GWに東北に行かれる方、楽しんできてくださいね~。
終わり
大変な(?)イヤ素敵なダンナさんと(笑)
仲良し旅行うらやましいど~(^^)