石巻牡鹿ボランティア~冬③~

翌朝、ぐっすり眠って朝6時半には目が覚めました。
朝起きて港までいってみました。
この日は雪もやんで晴れていました。

港付近は前回来たときにあった建物がだいぶ撤去されていましたが、
この倉庫だけまだポツンと残っていました。左上が前回着たときの写真です。
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こちらの建物も左が去年10月、右が今回2月のものです。
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ボラセンから鮎川浜の海側を見た写真です。
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こちらが震災前の鮎川浜の写真。
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前回来た時はまだなかった、ヤマザキデイリーストアの仮設店舗。
開いててよかったです、助かりました。こちらで朝食。
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この後、小渕浜というところに場所を移動して、ワカメ加工場脇の側溝の泥だし。
3月からワカメ漁が本格化するため、加工場も急ピッチで再建中でした。

側溝がつまっていると、ワカメを洗うための水も流せないのだそうです。
船が煙をあげていました。
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私たちがお世話になった、石巻の牡鹿半島にあるボラセンは、
3月末で長期ボランティアさんの多くがいなくなってしまうため、それ以降の存続が危ないそうです。
それはそうです、皆さん、1年近く、自分の貯金削って活動されているのですから。
善意だといっても、個人の資金力では限界があります。
NPOなどの団体ではないので資金的にも、いろいろ困難なことが多いのでしょう。
3月末でセンターも明け渡さなくてはいけなくなるそうで、
そうなると、行政では届かないような支援が、ますます届かなくなるのでしょう。

だったら団体にしちゃえばいいのに、って素人は思うのですが、そこはハードルが高いのでしょうか・・・。
私も詳しくないので、どうしたらいいのかわからないけれど、
メディアで取り上げられたり、それこそ政治力があれば、少しは違うのかもしれません。

ボランティアの作業をしていて言われたことがあります。
やりっぱなしだ、と。

確かに、短期で行くボランティアはそういう面があるかもしれません。
限られた時間の中でしか、作業できないのですから。
どうしてもやりっぱなし、になってしまうこともあるかもしれません。
自己満足でしかありません。
泥を出した後、山になった泥やガレキはどうするのか。
ヘドロから作った土嚢を、どこに持って行くのか。
そこまでは考えてはいません。
「やりっぱなしだ」と言い放ったおじさんの言葉がそのまま胸にささります。

そんなわけで、今回も短時間ですがボラ作業をして、
その後、お昼を食べてお風呂に入り、仙台まで移動して解散。
それぞれの帰路につきました。

行けばいろいろ感じることがあります。
感謝されることも、非難されることもあるけれど、
また暖かくなったら、行こうと思ってます。
春の牡鹿半島はとってもきれいだろうな。
今度はふらりと旅行もいいかな。
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by kotono-har | 2012-03-03 22:29 | ++ 国内旅行 | Comments(0)

転がり続け幾つになっても成長していきたい。と思っている私のぐうたら日記。ミチル子とか呼ばれています。


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